沖縄県の八重山諸島には、23個の島があります。
その中でも「八重山の玄関」と呼ばれ、代表的に挙げられるのが石垣島です。
海水浴、マリンレジャー、星空などリゾート地特有の過ごし方ができる名所はもちろんのこと、海以外にも見所や名産品がたくさん。
手つかずの自然が残っている石垣島では、沖縄本島とはまた違った南国の雰囲気を味わうことができます。
実際のところ「石垣島って何があるの?」という方も多いはずです。
南の島ということで本州とは気候も異なるため、持ち物や服装も気になるところですよね。
そこで今回は、石垣島旅行の際に足を運んでおきたいおすすめスポットを、実際に行ってみたレビュー・感想と共にご紹介していきます。
石垣島旅行のおすすめ名所10選!
石垣島といえば、海に囲まれ、自然豊かな場所で有名です。
せっかく行くなら、絶景ポイントや見どころを知りたいところ。
ランキング形式で、石垣島で1回は行っていただきたいポイントをご紹介します。
1位 川平湾
透き通った海が太陽光の加減によって七色に輝くといわれている、石垣屈指の絶景スポット【川平湾】。
グラスボートで海中を遊覧できるサンゴ礁クルーズのほか、湾内に点在していてる無人島へカヤックでの移動、ボードに乗って海上を散歩できるSUPなどのアクティビティが楽しめます。
川平湾を見渡せる川平公園には展望台があり、徒歩圏内には飲食店もあるため、川平湾周辺をのんびりと散策してみてはいかがでしょうか。
2位 フサキビーチ
ウミガメが産卵に訪れるほどの綺麗な海と砂浜で有名なビーチです。
フサキビーチリゾートホテルのプライベートビーチですが、宿泊客でなくとも無料で入ることが可能。
シュノーケリングやフライボードなど豊富なマリンレジャーも楽しめます。
島の西側に位置しているためサンセットの名所でもあり、長く続く浜辺から海に向かって突き出た桟橋で見れるのが人気です。
3位 平久保崎
石垣島最北端に位置する【平久保崎灯台】。
水平線まで広がるコバルトブルーの海を背景に白亜の灯台が際立つ絶景が見られます。
灯台まではのどかな牧草地が広がっており、のんびりとした和やかな気持ちを味わえることでしょう。
4位 バンナ公園
市街地近くにある標高230mの自然豊かな公園です。
動物や植物を見ながらバンナの森を回れるセグウェイツアーやエメラルドの海を見る展望台、アスレチック子供広場など年齢を問わず楽しめる森林公園になります。
5位 米原海岸
海岸近くまでサンゴ礁が広がり、浅瀬でもカラフルな熱帯魚が見られる天然ビーチです。
大人気のシュノーケルスポットですが、潮の流れが速く遊泳禁止区域に指定されているため、シュノーケルの際は潮流を確認し、沖合は避けるなどの注意が必要。
ビーチ際にはキャンプ場があるため特に夏場は人がたくさん訪れます。
6位 石垣島離島ターミナル
この石垣島離島ターミナルでは、石垣島から周辺の離島への行き来ができるフェリーが出ており、
- 竹富島
- 小浜島
- 西表島
- 波照間島
- 与那国島
- 鳩間島
- 黒島
に行くことが可能です。
船会社やツアー会社のカウンターがあるので、その場でチケットを購入し、高速船で離島まで連れて行ってもらえます。
ターミナル内にはお土産屋さんや売店、食事処もあるので出発前の時間潰しや腹ごしらえにも最適です。
7位 石垣島天文台
九州・沖縄地区で最大の口径105cmの望遠鏡「むりかぶし望遠鏡」での天体観望会、4D2U(4次元デジタル宇宙)映像鑑賞などハイテクな設備が揃っていて、人気の星空スポットです。
日本の中でも南に位置する石垣島では、観測できる星の数が多くその綺麗さから星空を見るために訪れる人も多くいます。
せっかくなので肉眼だけでなく、大きな望遠鏡で見てみるのも素敵ですね。
8位 石垣島サンセットビーチ
石垣島の北西部にあり、手つかずの自然が残る天然ビーチです。
映画のロケでも使われるほど美しい青い海と白い砂浜が広がっています。
干潮時でも泳げる穏やかなビーチではシュノーケルやバナナボートなどのマリンレジャーを楽しむことが可能です。
9位 石垣島鍾乳洞
20万年もの歳月と自然がつくり出した巨大な鍾乳洞、【石垣島鍾乳洞】。
サンゴや貝類の化石など、かつては海底だったことを物語る神秘的な地底空間に感動します。
中でもトトロの鍾乳石や受験石は写真に収めたい人気のポイントです。
10位 米原のヤエヤマヤシ群落
ヤエヤマヤシは石垣島と西表島にしか生息しない固有種のヤシで、国の天然記念物にも指定されています。
標高20~30m、葉の大きさは4~5mほどにもなり、大迫力のヤシ林に囲まれた遊歩道を歩くことができます。
他にも「キノボリトカゲ」や「ギランイヌビワ」といったここでしか見られない動植物もいるので、海だけではない石垣島の大自然を味わえるでしょう。
私の石垣島旅行レビュー・感想
さて、実際に私も石垣島へ旅行に行ってまいりました。
旅行であったことを少し紹介させてください!!
私は実際にフサキビーチに訪れました
ホテルの広く綺麗なエントランスを抜けるとたくさんの植物に囲まれた屋外プールがあり、ビーチベッドが並んでいます。
リゾート感が溢れていて、『南国に来た!』という気持ちになりました。
プールサイドを過ぎるとすぐにビーチがあり、綺麗な海と砂浜が広がっています。
マリンレジャーの受付があり、ビーチパラソルやビーチチェアがずらりと並んでいて、サンセットポイントで有名な桟橋も歩いてすぐに着きます。
夕暮れ時には浜辺に出てくる人の数が増えてきましたが、私が訪れた日は雲が厚くて残念ながら絶景というわけにはいきませんでした。
晴れていたらこんな綺麗なサンセットが見られるんですよ。
こちらのビーチでは、サンセットを眺めながら食べれるBBQ会場があったので、私も利用することに。
コース料理だったので、次々と食事が運ばれてきました。
お肉やパン、サラダなどどれも美味しかったです。
ただこちらのBBQは人気が高く、当日は予約で埋まっていたので、利用を考えている場合は早めに予約した方が良いですね。
夜はビーチで風と波の音が響く中、満点の星をみることができ、ビーチベッドに寝転がり1時間ほど天体観測をすると3回ほど流れ星を見ることができました。
砂浜やホテルの敷地にはカニが何匹も歩いていて、綺麗な環境であることをしみじみ感じ、非常に癒されたので是非おすすめしたいです。
石垣島で食べたものをご紹介
石垣島といえば石垣牛が有名ですが、石垣牛の握り寿司というものがあったので食べてみました。
追加で注文してしまうくらい美味しかったです。
そしてこちらも石垣島の名産品、八重山そばです。
八重山そばは専門店もたくさんあり、一人前だけでなく小盛を選べるお店もあるので小腹が空いたときにもつるっと食べれます。
もう一つおすすめしたいのが手作りジェラート専門店、石垣島ミルミル本舗です。
ジェラートは豊富な種類の中から選ぶことができ、ハンバーガーやタコスなど食事のメニューもあります。
店舗は本店、お土産店、空港店があり、本店とお土産店は並んで高台に位置しています。
海を眺めて「あの島は何島だろうね?」なんてお喋りしながらハンバーガーを食べた後に、ジェラートを食べながら牧草地を散歩して気持ちのいいランチタイムを過ごせました。
石垣島旅行日記
期間・季節
10月18~20日の2泊3日で石垣島に滞在しました。
東京では肌寒くなってきた頃でしたが、石垣島はまだまだ暖かかったです。
昼間は日が差すと暑いくらいだったので、サングラスや日焼け止めなどのUV対策は必須でした。
3月~10月末までは海水浴もできるため、水着で遊んでいる人たちもいました。
東京発
行きは羽田空港から那覇空港で乗り継ぎ、石垣空港へ向かいました。
羽田から那覇までは3時間ほど、那覇から石垣は1時間ほど。
帰りも同じく那覇空港での乗り継ぎ便を利用することに。
石垣から那覇までが1時間ほど、那覇から羽田は2時間ちょっとで帰りの方が早く着きました。
羽田から石垣までの直通便も出ていますが、便数が少ないため席が埋まりやすいです。
旅行の1か月前に予約を取った私は直行便が取れなかったので、直行便がいい方は早めの予約をおすすめします。
那覇空港でもお土産や免税店を見ることができるので、乗り継ぎ便を利用する方は立ち寄ってみてくださいね。
服装
東京から向かうときは厚めの上着の中に半袖を着て行きましたが、石垣島に到着してからはほとんど半袖で過ごしました。
どこにいても海が近いので、常に風が強かったです。
日中は半袖半ズボンで問題ない気温でしたが、夜は少し肌寒く感じるときもあったので念のため薄手の上着があると安心ですね。
足元は気軽に海に入ったり浜辺を歩けるようなサンダルが便利です。
金額
ホテルと飛行機のセットで約5万円で行けました。
食事代、お土産代は全部で3万円前後でした。
まとめ
石垣島の見所10選と実際に行ってみたレビュー・感想をご紹介しました。
海や星が綺麗で自然を感じられるスポットが多いことに加え、石垣牛をはじめとする名産品と、石垣島を拠点に八重山の離島巡りができることも人気のポイントですね。
一度の旅行では回り切れないくらい魅力が詰まっているので、私もまた行きたいと思いました。
南の島への旅行をご検討の方は是非石垣島の名所に訪れて、癒しの時間を過ごしてみてくださいね。