仙台旅行で必ず行きたい見所10選!実際訪れたレビュー・感想も紹介

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みなさん、仙台に旅行したことはありますか?

仙台といえば、牛タンに牡蠣にセリ鍋に…。東北のおいしいブランド米も気になりますね。

歴史が好きな人は、伊達政宗を思い浮かべるかもしれません。

仙台は東北唯一の政令指定都市で、海と山との豊かな自然に囲まれた街です。

賑やかな中心部から、ゆったりと過ごせる郊外までのアクセスがよく、見所がたくさんある旅行におすすめな場所です。

豊かな自然に育まれた仙台ならではの、おいしい海鮮やお米などのグルメが頂けます。

今回は、仙台に3年住んだ私が、「旅行におすすめのスポット」や「知る人ぞ知る?仙台の名所」を、実際に観光した感想を交えながらご紹介します。

仙台旅行でおすすめ名所10選!

それでは、私のおすすめのスポットを10選紹介していきます。

※営業時間や定休日は、変更になる場合があります。事前に公式ホームページをご確認くださいね。

1位秋保温泉郷

仙台の奥座敷である、秋保温泉郷。ここではたくさんの温泉を巡ることができます。

秋保温泉は、古来より「日本三御湯」に数えられる名湯です。治癒の効果があると称されたお湯に浸かり、身も心もリフレッシュしてみませんか。

また、温泉巡りの合間に自然豊かなスポットを散策してみてはいかがでしょうか。

仙台駅からバスで一本の磊々峡は、川沿いを歩ける遊歩道があります。間近で水しぶきや岸壁を見ることができ、旅行気分も高まるはず。

覗橋から見下ろすとハートに見える岩のくぼみも見所です。

お腹がすいた人には、おいしいグルメをご紹介します。

アキウ舎

古民家を再生したアキウ舎では、地元野菜を使ったお食事を頂けます。広々した店内と、芝生や畑を眺めながらお食事できるテラス席が利用できます。天気の良い日は、ぜひお試しください。

入り口にはギャラリーがあり、地元の名産品やクラフト品が並んでいます。おいしい蜂蜜などが買えますよ。

お店情報
  • 営業時間/11:00~17:00(フードラストオーダー14:30、カフェラストオーダー16:00)
  • 定休日/火曜日
  • 事前予約なし

秋保パン食堂コッペ

磊々峡覗橋から秋保・里センターの方へ歩く途中にあります。イートインができるので、小腹を満たしてから散策に戻ることもできます。

国産の小麦粉を使用したコッペパンは、好きな具材をサンドしてもらえます。豊富なメニューに迷うこと間違いなし、です。

お店情報
  • 営業時間/月曜日~金曜日10:00~15:00、土日祝10:00~16:00
  • 定休日/第2第4水曜日、毎週木曜日

2位松島

日本三景である松島は、自然の生み出した美しい名所です。その美しさに、かつて俳諧師・松尾芭蕉も句を詠みました。仙台を旅行する際は、ぜひ訪れて欲しい見所のひとつです。

松島は、仙台駅から電車で1時間かからない場所にあります。JR東北本線松島駅とJR仙石線松島海岸駅とがありますが、松島海岸駅の方が海岸までのアクセスがよいです。

松島湾を味わい尽くすためには、クルーズもおすすめです。

松島島巡り観光船の乗船時間は約50分。1時間ごとに出航しています。

最終便は日没の時間に合わせられています(冬季は日没の時間が早まるため、夏期より最終便の時間が異なります)。

松島湾の魅力を体感するには、日没を見るのがいちばんですよ!

松島の見所はそれだけではありません。

秋には、瑞巌寺・円通院で紅葉のライトアップが楽しめます。

また、松島湾から歩いて5分の洗心庵では、苔玉作りを体験できます。

苔玉に使用する苔は、円通院に生えているものと同じ種類ですよ。旅行の思い出に、いかがでしょうか。

そして、松島といえば牡蠣の産地です。

牡蠣のシーズンは11月から3月ですが、通年営業している店舗もあります。

ダイナミックに焼かれた牡蠣を思う存分食べることのできる「食べ放題」がおすすめです。

殻をこじ開けながら食べるのですが、最初は少し難しいです。  卓を囲んで食べるので、周りの人とも和気藹々としますよ。

3位OGATA YAMA

仙台中心部から北西に位置する泉ヶ岳。その山麓にOGATA YAMAはあります。

こんもりとしたドームのような屋根部分が印象的なこの建物は、家具・インテリアデザイナーの尾形欽一の自宅兼ギャラリーです。

事前に予約することで、お食事を頂いたり寛ぐことができます。

※2023年3月現在は、1組限定の入館となっています。

友人と訪れてもよいですし、静かな森林の空気の中でひとりリフレッシュをしてもよし、Free Wi-Fiが完備されているのでリモートワークに利用するのもおすすめです。

ギャラリーでは、定期的にポップアップイベントが開催されており、こだわりのアイテムに出会えます。

どれが似合うだろう…と迷ったときは、気さくなオーナーがアドバイスをしてくれます。

1日1組限定のロングステイを予約すると、地下鉄南北線 泉中央駅(仙台駅から電車で20分です)からの送迎をお願いできます。

私が訪れたのは夏でした。雨の日でしたが、それがまた外界と隔絶しているようで、とてもリフレッシュできました。

センス抜群の建物やインテリア、おいしいお食事、豊かな自然のせせらぎに包まれる非日常的な時間に、きっと明日への活力が湧いてくるはずです。

お店情報
  • 営業時間/時間枠 午前の会10:00~12:30、午後の会13:30~16:00(不定期で6:00からの会、18:30までの会があります)
  • ロングステイ10:00~17:00or18:00(送迎をお願いする場合は10:30からの入館です)
  • 入館は事前予約制です。ホームページまたはお電話にてご予約ください。
  • 電話番号/090-7067-2570
  • 定休日/不定休

4位輪王寺

仙台駅からバスで約30分ほどのところに、輪王寺はあります。

東北でも有数の庭園と謳われる輪王寺は、室町時代の大名伊達政宗の妻蘭庭明玉禅尼により建てられました。

境内の長い階段を上がると、禅庭園に入ることができます。

回遊式の庭園に入ると、三重塔・五重塔に目を引かれます。池に塔が映り込むところは、とてもきれいですよ。

庭園は四季折々の表情があり、ぜひ何度も訪れたいところ。春夏は桜やつつじ、紫陽花が美しく、秋には紅葉に彩られます。

冬には雪化粧された庭園を回ることができます。

私は冬に行きました。すっかり落葉した後でしたが、回遊式庭園の池に夕空が映ってとても綺麗でした。

庭園は広々しており、橋を渡ったり石の小道を歩いたり塔を見たりとかなり満足感を味わえます。

庭園の木には雪吊りがしてあり、思わず写真を撮りたくなります。

また、毎週土曜日には坐禅会が行われます。日常の喧騒を忘れて、心落ち着かせるひとときを持つのはいかがですか。

施設情報
  • 開園時間/8:00~17:00
  • 定休日/年中無休
  • 拝観料/300円(小学生未満無料)

5位瑞鳳殿

仙台藩主伊達政宗といえば、死後に祀られた霊屋(おたまや)である瑞鳳殿が有名です。絢爛豪華な装飾が美しい、ぜひ見ておきたい仙台の見所の一つです。

境内には、伊達政宗だけでなく歴代藩主の霊屋があり、伊達家の歴史を辿ることができますよ。

資料館では、伊達政宗の身につけていた武具が展示されていたり、遺骨から生前の姿を再現した像を見ることができます。

伊達政宗ファンには必見のスポットです。

仙台駅から出ている観光バス「るーぷる仙台」で、約15分で行くことができます。バス停からは少し坂道を歩きます。

坂を登るたびにだんだんと気温が変わっていき、旅行気分が上がりますよ。

途中にある瑞鳳寺では、高さが158.6センチもある大きな鐘を見ることができます。

施設情報
  • 開館時間/2月1日~11月30日9:00~16:50(最終入館16:30)、12月1日~1月31日9:00~16:20(最終入館16:00)
  • 定休日/12月31日、1月1日(瑞鳳殿のみ開館)
  • 拝観料(個人料金のみ記載します)/一般・大学生570円、高校生410円、小中学生210円

6位仙台城跡(青葉城)

伊達政宗像が仙台市中を見守るように立つ仙台城跡は、青葉城とも青葉城址とも呼ばれます。

瑞鳳殿と並んで、仙台旅行で一度は訪れたいスポットです。

本丸から歩いてすぐの仙台城見聞館では、仙台城の歴史を楽しくガイダンスしてくれる仕掛けがいっぱい。

VRで仙台城を巡ることもできます。

仙台城跡は青葉山公園の一角にあり、高台にある本丸跡から仙台市内を一望することができます。ぜひ晴れた日に訪れて、眺望を楽しんでほしいです。

私は紅葉の季節に行ったのですが、本丸跡から仙台城見聞館までの道のりで見る紅葉があまりに綺麗で、来てよかった~!としみじみしました。

青葉城は、桜の時期も美しいと評判です。のんびりと仙台の四季を眺めるのはいかがでしょうか。

仙台駅から「るーぷる仙台」で26分。仙台駅から5分の地下鉄東西線 国際センター駅からは徒歩20分の場所にあります。

施設情報
  • 営業時間/年中無休

7位大崎八幡宮

仙台 おすすめ10選 大崎八幡宮

国宝である大崎八幡宮は、厄除・必勝・安産のご利益があるとされています。

仙台エリアでは、安産祈願の定番として地元の人から親しまれています。

正月が過ぎると、松飾りなどを焚く「どんと焼き」が全国で行われますが、大崎八幡宮は「松焚祭(まつたきまつり)」という名称で行われます。

この松焚祭は、全国でも最大級の規模で行われるお祭りなんです。松焚祭の見所のひとつは、裸参りと呼ばれる参拝方法です。裸参りには装束があり、白い鉢巻・白いさらし・白い半股引で歩かなければなりません。冬の東北ですので、厳寒です。女性は上にハッピを着ることができますが、それでも真冬の夜です。近くを通るときには、お参りする人の歯がカチカチいう音が聞こえてくるほどなんです。

毎年1月14日に行われますので、タイミングが合うときにはぜひ足を運んでみてはいかがですか?

仙台駅からは、市営バスで約30分、大崎八幡宮前で下車します。

施設情報
  • 開園時間/年中無休(社務所は9:00~17:00)

8位野草園

ここは地元の人の中でも知る人ぞ知るスポットです。ですが、季節ごとに迎えてくれる植物に毎度新しい発見があり、一度行くと今度は誰かを連れて行きたくなるような場所なのです。

野草園という名前のとおり、野草に特化している園です。ほどよい広さの園内に、区画分けされた植物が植栽展示されています。

のばら区、あじさい区などありますが、中でも私がおすすめしたいのは高山植物区と薬草区です。

高山植物区は、登山をしたことのある人でなければあまり馴染みがないかと思います。ここでは、普段は見ることのない植物たちと出会えます。

薬草区はその名の通り薬草があるのですが、ハーブティーやお料理に使われているハーブがいろいろと植えられています。

「このハーブってこんな形だったんだ!」と、新たな発見がきっとあります。

園内をぐるりと周ると、広々とした芝生広場に出ます。なだらかな丘がある芝生広場で、レジャーシートをひいてピクニックはいかがですか?

野草園は仙台駅からバスで15分です。駅でお弁当を買って行く、というのも楽しいですね。

施設情報
  • 営業時間/9:00~16:45
  • 定休日/12月1日~3月19日(野草館は12月28日~1月4日以外開館)

9位仙台朝市

仙台市民の台所と言われる仙台朝市をご紹介します。

仙台駅のペデストリアンデッキを降りてすぐのところにある、仙台朝市。こちらでは、東北で食べられている珍しいお野菜や、近県の山形で採れた旬の果物などがお安く手に入ります。

旬のイチヂクやラフランスを「こんなに入ってこんなお値段!?」というプライスで手に入れられると嬉しいですよ。

また、海鮮の豊かな東北ならでは、おいしいお魚も買うことができます。

仙台朝市では、生鮮店だけではなくラーメンやおにぎりを頂けるお店もあります。

私のおすすめは、花笠だんご本舗おこわやさんのおこわおにぎりです。いろいろな種類を食べたい人にはミックス弁当もありますよ。

また、朝市の野菜を使用したサラダバーもぜひお試し頂きたいです。好きな具材とドレッシングを選べるサラダはボリュームたっぷり。

ぜひ、気軽に新鮮な食材やグルメをゲットして、ホテルでのおやつにしてみてくださいね。

お店情報
  • 営業時間・定休日:店舗により異なります。詳細はホームページをご確認ください。

10位仙台うみの杜水族館

最後にご紹介するのは、仙台うみの杜水族館です。

仙台駅から約18分のJR仙石線 中野栄駅で下車します。中野栄駅からは徒歩で15分、雨の日はバスがおすすめですよ。

仙台は、東日本大震災で大きなダメージを受けました。仙台うみの杜水族館では人と海の関係性を見つめ直し、海の恵みや素晴らしさを体感できる展示を行っています。自然と人間の関わり方を考えるきっかけになる、そして楽しく展示を見て回ることのできる、東北ならではの水族館です。

仙台の居酒屋で食べることのできるホヤ。どのように育つのか知らなかった人も、入ってすぐのゾーンで解決します。

頭上で揺らめく色鮮やかな姿に、おつまみとして以外の新しいホヤを発見することでしょう。

「いのちきらめく うみ」では、壁いっぱいの大きな水槽で魚を見ることができます。

青い世界に、思わず時間を忘れて長居してしまいます。

「深海 未知の海」コーナーでは、深海に住む日本の生物を展示しています。

ダイオウグソクムシを食べてみた、というムービーが流れているのが面白い。衝撃的ながら、ついつい気になって見てしまいますよ。

お店情報
  • 営業時間:9:00~17:30(最終入館17:00)
  • 定休日:年中無休

仙台旅行レビュー感想

仙台の良さは、コンパクトな都会感と、少し足を伸ばせば豊かな自然に触れられるバランス感だと思っています。

ゆっくりとリフレッシュしたい旅なら、山を感じる秋保の温泉旅館にステイ。

グルメもいろいろ堪能したいし回りたいところもたくさんある旅なら、仙台駅周辺のホテルでステイ。そこを拠点に動く。など、過ごし方でスケジュールを組み立てやすい場所です。

そして、東北は食が豊かです。おしゃれなパッケージのおいしいお土産がたくさんあるので、お土産選びも楽しいですよ。

私のおすすめは、梅花堂の藻なかさぶれ。こちらは宮城県産の米粉と塩釜の藻塩を使用しています。同じく梅花堂の東太平洋もおすすめです。バタークッキーをラムシロップにドボンと浸したお菓子で、鼻を抜けるバターとラム酒の香りがたまらないんです。

仙台旅行日記

それでは、実際のプランをご紹介します。旅程を考えるときの参考になればと思います。

季節・期間

全ての季節がおすすめです。

過ごしやすいのは春と秋ですが、夏は七夕祭、冬はイルミネーションがきれいです。

兵庫発

神戸空港から仙台空港までのフライトがあります。

所要時間:約1時間半

仙台空港から仙台駅までは、JR東北本で約30分です。

服装

仙台の春は関東周辺と比較するとやや遅めに訪れます。ゴールデンウィークを過ぎても肌寒い日がありますので、初夏であっても念のため薄手のカーデガンなどを持って行くことをおすすめします。

秋の気温も低いので服装には注意です。10月ごろには最低気温10度以下の日がほとんどです。10月に入って旅行するときには、インナーダウンやジャケットで防寒してくださいね。

金額

おおよそですが、下記の金額が目安になるかと思います。

  • 飛行機代:往復20000円
  • 空港までの電車賃:2000円
  • ホテル代:5000円/1泊
  • 食事代:10000円
  • お土産代:3000円
  • 現地での交通費:3000円

交通費を抑えたい人には、お得な一日乗車券がおすすめです。

まとめ

いかがだったでしょうか。仙台はたくさんの見所と観光名所があります。

歴史的な観光スポットや、温泉旅館、水族館に、アートな寛ぎ空間など、いろいろな目的で楽しめる場所です。

食い倒れるもよし、温泉巡りで癒されるもよし。家族で、友達で、ひとりで、ぜひ旅行してみてくださいね。

仙台で素敵な出会いがあることを願っています!

みなさん、仙台に旅行したことはありますか?

仙台といえば、牛タンに牡蠣にセリ鍋に…。東北のおいしいブランド米も気になりますね。

歴史が好きな人は、伊達政宗を思い浮かべるかもしれません。

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