豆柴じゃなかった!豆柴は犬種ではないのは本当?柴犬との違いは?

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豆柴ってよく聞くようになり始めて10年ほど。

まだまだ認識されておらず、豆柴を散歩させている人が、「子犬ですか?」と聞かれることも多いでしょう。

豆柴っていう犬種は実際は存在するのか問題は、犬業界以外の人でも気になるところ。

ましてや、これから豆柴飼ってみたいな…と思っている人にとっては

  • 血統書はどうなってるの?
  • 大きさはどうなの?

など疑問点がたくさん出てきますよね!

今回は豆柴とは?豆柴って犬種登録されていない?などの疑問を一気に解決していきましょう。

豆柴じゃなかったという声を紹介

「豆柴です!」といわれて購入したのに、大きくなり過ぎました…

これはありがちなトラブルといえますね。

実際Twitterなどでもこのようなつぶやきも。

犬はもちろん人間が作るロボットではないので、個体差が生じてしまうのはある程度仕方のないことなのですが…

問題なのは豆柴は通常サイズの柴犬の価格と比べると3倍近く高いんです。

豆柴だといわれて購入したのに

  • 価格が高かったのに騙された
  • 小さい犬じゃないと住宅の事情で買うことが困難

こういった深刻な問題もでてくるのです。

そのためこれから購入する飼い主さんは、豆柴という犬種を良く知って、理解して自分のライフスタイルに合っているかを見極める必要があります。

豆柴は犬種ではない?豆柴とは?

豆柴という犬はいったいどのような犬なのかについて、まとめていきたいと思います。

豆柴と柴犬との違いは?

まず違いは、明らかに大きさの違いです。

  • 柴犬の平均体高:
    オス 39.5㎝
    メス 36.5㎝
  • 豆柴の平均体高:
    オス 33㎝
    メス 31㎝ 

明らかな違いは大きさで、性格も体質的にも柴犬とほぼ一緒です。

それには豆柴の成り立ち(起源)がかかわってきます。

豆柴の起源

豆柴はもとは柴犬と同じです。

柴犬は日本犬として古くから日本に存在している狩猟犬です。

その中でも豆柴は、配される中でまれに小さく生まれてくる犬同士を掛け合わせて作られた小さい柴犬です。

そのため、豆柴をつくろうと思って小さい他の犬種と掛け合わせて繁殖させた交配犬種ではなく、柴犬の中の小さい犬を豆柴と呼ぶようになっているのです。

豆柴という犬種

ジャパンケンネルクラブという日本で一番大きい団体は犬種について規定を設けて、登録や犬種の登録数などを管理しています。

JKCと呼ばれており、血統書を発行する機関でもあります。

ペットショップで血統書のところを見ると『JKC』と書かれていることが多いので、見てみてください。

豆柴という犬種は、このJKCに登録されていない犬種になります。

そのため【正式な犬種ではない】という一般的な認識になります。

ただし先ほど表記した、標準体高は、日本犬保存協会や日本社会福祉愛犬協会というところで、それぞれが認定している大きさになります。

日本社会福祉愛犬協会では、無理な繁殖を行う業者や、柴犬を豆柴であると偽って販売する業者が多いことから、正式に犬種として登録して血統書を発行しています。

少しややこしいのですが、団体ごとに犬種の基準を設けているため、豆柴の場合は犬種登録している団体と、していない団体がある!ということなんですね。

まとめると

  • ジャパンケンネルクラブでは犬種登録されていない。
  • 日本社会福祉愛犬協会では犬種登録されている。

このようになります。

登録頭数の多いジャパンケンネルクラブではいつ豆柴が犬種登録されるのでしょうね…。

今後も注目していきたいところです。

豆柴の毛色の種類は?

毛色の種類を上げていきましょう。

  • 赤…一般的な茶色(一番多くなじみのある色)
  • 黒…黒地に目の上の斑がくっきりとしている。
  • 胡麻…赤に黒の差し色が入る
  • 白…真っ白の個体はほとんどおらず淡いクリーム色をしている。(鼻と唇が必ず黒であること)

※日本福祉愛犬協会の規定参考

このように、犬種登録をしている日本福祉愛犬協会では、色の見解も細かく示しており、その他にも体の至る部分で規定を設けています。

まとめ

柴犬と豆柴の違いは大きさ!

そして、豆柴という犬種について詳しく説明させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

豆柴は、小さいので家庭犬としての人気が高まり、豆柴よりももっと小さい犬種も出ています。

例えばトイプードルも、今やティーカッププードルやタイニープードルなど、より小さく!が求められていますよね。

小ささゆえの利点もあるかとは思いますが、あなたの家に豆柴がやってきて、みるみるうちに大きくなってしまったとしても、それはもはや運命。

小さなチワワだと思って血統書付きを購入したのに、大きくなってしまった!という経験を私もしています(笑)

驚きはしましたが、それでもとても可愛かったです。

大きくなってしまう可能性を理解したうえで、納得のいく子犬選びをできるといいですね。

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